あなたの実績……ボーナスに“正しく反映”されていますか?

» 2009年07月14日 13時05分 公開
[Business Media 誠]

 あなたは会社に貢献していますか? 「他の人より貢献している」と、自分が“貢献組”だと思っている人は43.4%に達していることが、ネットマイルの調査で分かった。このほか「他の人と同じくらい貢献している」の“そこそこ組”は38.4%、「他の人に比べ貢献できていない」という“会社にぶらさがり組”は8.0%だった。

 同社が昨年実施した調査では“貢献組”が35.7%、“そこそこ組”が43.4%、“会社にぶらさがり組”が10.9%だった。昨年と比較すると、“貢献組”が7.7ポイント増加した一方、“そこそこ組”は5.0ポイント減、“会社にぶらさがり組”は2.9ポイント減という結果に。

 会社での実績が、ボーナスに正しく反映されていると思っている人はどのくらいいるのだろうか。「正しく反映されている」と答えた人は28.4%、逆に「正しく反映されていない」が31.5%。男女差はほとんどみられなかったが、年代別に見ると、年代が上がるにつれ「正しく反映されていない」と思っている人が多いようだ。

あなたの実績は賞与に正しく反映されていると思いますか? (出典:ネットマイル)

 昨年の調査と比較すると、「正しく反映されていない」の回答率が3.8ポイント増加した。この結果について「ボーナスが実績に見合っていないと不満に感じている人が多くなったようだ」(ネットマイル)としている。

夏のボーナスで自分のための支出「まったくない」人が2割近く

 夏のボーナスのうち、自分のために使えるのは何割くらいだろうか。全体では「全部」の回答率が33.0%と最も高く、次いで「まったくない」が15.7%、「1割程度」が14.3%と続いた。昨年の調査と比較してみると、「全部」という人は32.8%、「1割程度」が17.5%、「まったくない」が9.6%だった。「昨年と比較すると『まったくない』の回答率が増加していることから、ボーナスの落ち込みがそのまま自分のための支出に影響しているようだ」(ネットマイル)

 インターネットによる調査で、仕事をしていて「ボーナスが支給された」という782人が回答した。調査期間は6月24日から6月29日まで。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.