強弱感が対立、ダウ平均は3日ぶりに反発、ナスダック指数は大幅安清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2009年10月28日 08時27分 公開
[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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本日の注目銘柄

引き続き決算動向に反応か

シャープ(6753) 998 ▼15

 発光ダイオード(LED)を使った住宅用ダウンライト4機種を発売する。電源を内蔵したコンパクトな設計で、断熱材を使った天井にも取り付けられる。LED照明を成長分野と位置づけ積極的に新製品を投入する。

KDDI(9433) 494000 △12000

 太陽光発電や割安な深夜電力を活用する技術を約10カ所の携帯電話基地局で試験導入する。今回開発した電力制御技術を家庭での小規模発電などに応用することも検討している。

富士通(6702) 558 ▼9

 企業が保有するIT(情報技術)インフラの効率運用を支援する事業を始める。サーバーなどITインフラの運用作業を自動化できる米社製ソフトの販売を始めたほか、営業や技術サポート体制を強化する。

サンケン電(6707) 320 ▼8

 液晶パネルのバックライト光源に使う冷陰極蛍光管(CCFL)の生産規模を3分の2まで縮小する。バックライトの主流になりつつある発光ダイオード(LED)への転換を図る。

栄研化(4549) 1058 ▼36

 新型インフルエンザに感染しているかどうか40分程度で判定できる検査薬を開発した。まず11月4日に医師の基礎研究用として発売し、医療機関で使う診断用は今年度中にも発売したいとしている。

ニトリ(9843) 7490 ▼80

 ソファやカーテンなど400品目を31日から追加値下げする。全商品の75%を占める海外生産品に生まれる円高差益などを原資にする。値下げは昨年5月以降7回目となり、一段の値下げで増収基調を確実にしたい考え。

外国人売買動向(外資系10社ベース)

売り  2110万株

買い  1820万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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