好みの味VS. 安さ――あなたはどっちのビールを選ぶ?

» 2009年12月11日 15時25分 公開
[Business Media 誠]

 あなたは市販の飲料をどのくらいの頻度で飲んでいますか? 「週2回以上飲んでいる」と答えた飲料を見ると、「お茶系」(38.9%)が最も多く、次いで「コーヒー系」(29.7%)、「ビール系」(28.5%)であることが、クロス・マーケティング調査で分かった。

 ビール系を飲んでいる人(週2〜3回以上)に、その種類を聞いたところ「ビール」が最も多く37.1%。次いで「第3のビール」(32.5%)、「発泡酒」(27.3%)という結果に。男女・年代別で見てみると、男女ともに20代では「ビール」(男性41.2%、女性42.9%)の比率が他の年代より高かった。飲用頻度別で見ると、頻繁に飲んでいる人ほど「第3のビール」を飲んでいることが明らかになった。

あなたはビール、発泡酒、第3のビールのうち、どれを最も多く購入して飲んでいますか? (出典:クロス・マーケティング)

 またビール系の購入方法を聞いたところ、「6缶パック」が最も多く40.5%、次いで「ケース(24缶入り)で購入する」(34.8%)、「1缶ずつ購入する」(23.4%)だった。男性の20代は「1缶ずつ購入する」(46.8%)という人が半数を占めるのに対し、男性60代では「ケース(24缶入り)で購入する」(55.0%)が目立った。また第3のビールを飲んでいる人は「まとめ買い(6缶パック+ケース)」が79.4%と高かった。

ビール系飲料に対する考え方

 ビール系を飲むという人は「多少味が好みでなくても安い商品を購入する」、それとも「多少値段が高くても味が好みの商品を購入する」、どちらが多いのだろうか。「好みの商品を購入する」という人が49.2%、「安い商品を購入する」が28.5%だった。また「カロリーは気にせず、商品を購入する」という人は50.1%、「カロリーオフやカロリーゼロの商品を購入する」が29.0%。

 このほか「ブランドやメーカーにこだわらず、商品を購入する」は31.2%に対し、「決まったブランド、メーカーの商品を購入する」は47.0%。「新しい商品や季節限定の商品は試してみる」という人は49.9%に対し、「いつも同じ商品を購入する」は25.2%だった。

 インターネットによる調査で、20〜69歳の男女1200人が回答した。調査期間は7月10日から7月12日まで。

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