親しみを感じない国はどこですか? 日本と諸外国の関係

» 2009年12月14日 12時43分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]

 あなたはどこの国に親しみ(どちらかというと親しみを感じるを含む)を感じますか? 内閣府の調査によると「米国」(78.9%)と答えた人が最も多く、次いで「韓国」(63.1%)、「大洋州諸国(オーストラリア、ニュージーランドなど)」(51.2%)、「東南アジア諸国(タイ、インドネシアなど)」(42.0%)、「中国」(38.5%)であることが分かった。一方、「親しみを感じない(どちらかというと親しみを感じないを含む)と答えた人が最も多かった国は「ロシア」(79.6%)、次いで「中東諸国」(76.6%)、「インド」(59.8%)という結果に。

 また現在の日本と諸外国との関係をどのように見ている人が多いのだろうか。「良好だと思う(まあ良好だと思うを含む)」と答えた人が最も多かった国は「米国」(81.8%)、次いで「韓国」(66.5%)だった。逆に「良好だと思わない(あまり良好だと思わないを含む)」は「ロシア」(68.2%)がトップ、以下「中国」(55.2%)、「インド」(42.6%)と続いた。

日本と諸外国の関係(出典:内閣府)

 面接による調査方法で、20歳以上の男女1150人が回答した。調査期間は10月15日〜10月25日まで。

日本が国際社会で果たすべき役割

 日本は国際社会で、主にどのような役割を果たしていくべきだろうか。「環境・地球温暖化などの地球規模の課題解決への貢献」(62.8%)と答えた人が最も多く、以下「人的支援を含んだ、地域紛争の平和的解決に向けた努力を通じた国際平和への努力」(57.7%)、「軍縮・不拡散にかかわる取り組みなどを通じた国際平和の維持への貢献」(42.1%)と続いた。

 また北朝鮮のことについて関心を持っていることを聞いたところ、「日本人拉致問題」(86.7%)がトップ。このほか「核問題」(76.8%)、「ミサイル問題」(67.3%)、「政治体制」(42.2%)という結果に。

北朝鮮のことについて関心を持っていること(出典:内閣府)

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