個別の材料に反応しながら出遅れ銘柄を物色か
燃料電池に使う電解質を量産する。増産するのは固体酸化物型(SOFC)と呼ばれる次世代型燃料電池に使うもので、米ベンチャーなどが業務用電量電池を量産するのに対応し生産体制を拡充、主力の高吸水性樹脂などに並ぶ収益源に育てる。
海外で鉄道車両用電機品の保守事業を拡充する。無償保守サービスが有償契約となるケースなどを含め、保守事業の請負地域を現在のオーストラリアから欧州やアジアに広げ、鉄道事業の安定収益源に育てる。
欧州第2位の電力会社であるイタリア社と薄膜型太陽電池の生産や太陽光発電事業を共同で手がける契約を結んだ。スイス社も含めた3社で太陽電池の生産を開始、欧州に複数の発電所も共同で建設する。
中国の情報システム会社と現地に合弁会社を設立、「クラウドコンピューティング」型サービスなどを中国の金融機関に共同で展開する。中国金融向けIT(情報技術)市場の開拓を本格的に始める。
中国での化粧品販売を本格化する。大都市の百貨店を中心に展開してきたが、化粧品専門店に日本の専門店向けブランドや高級品を投入して品揃えを強化する。主に中間所得層の多い内陸部の市場開拓を急ぐ。
2010年春から産業用の電力制御装置を海外で生産する。基幹部品となるパワー半導体素子から、組み立てまでを2カ国の拠点で手掛ける。風力発電向けなどで需要拡大が見込める海外市場の開拓につなげるのが狙い。(日経産業)
売り 1030万株
買い 2390万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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