主力銘柄を物色か
チリの鉄鋼大手傘下の鉄鉱石大手に出資する。同社はチリ国内で鉄鉱山を運営、ペレットと呼ぶ鉄鋼原料に加工して国内外に供給している。日本のほかアジア諸国などへの鉄鋼原料の供給源とする。また、ベネズエラの大規模な埋蔵量が見込まれる油田の開発権を国際石油開発帝石(1605)などとのグループで獲得した。
2011年春から太陽光発電パネルの生産を始める。一般家庭3000軒分以上に相当する量の製造ラインを作る。主力のガス給湯器の販売網を活用し、首都圏や関西、名古屋周辺など大都市圏で売る。
全額出資子会社のリチウムイオン電池事業を譲り受ける。成長分野である電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池の電極生産を直轄事業とし、意思決定を早める。
新日鉄はマンガン系合金鉄を製造する日本電工への出資比率を引き上げ持ち分法適用会社にする。原料調達や研究開発などで提携関係を強化することで両社が合意、高級鋼の生産に欠かせない合金鉄の安定確保や競争力の強化を目指す。
減産のために2009年1月から休止していた高炉一基を再稼動させた。金融危機後の需要急減に伴い稼動が止まっていた高炉は自動車生産の回復や堅調なアジア需要を受け高炉稼働率も高まる。
抗体の働きを利用した新型抗がん剤2種の開発を日欧で始めた。化学合成で作る抗がん剤よりも副作用が少なく効果が強い医薬品の発売を目指す。
売り 1560万株
買い 2440万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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