プロのように腕が立つ人ならともかく、普通の人が普通に撮るとなかなかうまくいかないもの。そんなときには、もうひと手間かけるとぐんとよくなる。
例えば「撮るときにカメラが傾いていたからまっすぐにしたい」「カメラの望遠が足りなくて、小さくしか撮れなかったから、大きくなるようトリミングしたい」「手前に余計なものが写ったからそれを隠したい」「赤っぽい写真になったので直したい」「明るさや色合いを細かく調整したい」といったケースだ。
Roxio Creater 2010の「写真を編集」を実行すると「Roxio PhotoSuite」が立ち上がる。機能がたくさんある写真編集ソフトだが、全部を覚える必要はまったくない。基本的な手順は以下の通りだ。
傾いている写真がダメなわけではないが、背景の建物が傾いていたり、水平線が傾いていたりするとなんとなく落ち着かない写真になることがある。逆に多少傾いていた方がダイナミックな感じでいいこともある。ケースバイケースだけど、傾きが気になったら直すべし。
「ストレート」機能を使い、水平線をセットする。これだけでOKだ。
望遠が足りなくて小さくしか撮れなかったときは、トリミング(切り取り)してしまおう。特に、ブログやmixiなど写真を大きく表示できない場合は、思い切ってググッとトリミングして、アップの写真にしてしまうといい。「そうそう、このときの表情が可愛かったの」と思ったらその顔のアップにする。そのネコを撮ったとき、どこに惹かれたのか、そこが分かるようにトリミングするだけで、写真はぐっと印象的になる。
「自動補正」してもいいけど、明るさだけでもいい。白いネコはより白く明るめに、黒いネコは黒がぎゅっと締まるように少し暗めに手動で補正する。ネコはなかなか日当たりのいい場所にいてくれないもの、明るさの補正は必須だ。
(1)傾き補正、(2)トリミング、(3)明るさ補正。基本的に覚えておくのはこの3つのみで構わない。これだけでずいぶん印象が変わるのだ。
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