結婚にまつわるイベントの、希望と実態

» 2010年05月25日 13時24分 公開
[Business Media 誠]

 いずれは結婚したいと思いますか? 働いている未婚女性に聞いたところ、79.7%の人が「結婚したい」と考えていることが、カウネットの調査で分かった。年代別に見てみると、20代は89.3%が結婚を望んでいるが、30代は84.5%、40代以上は64.1%と、上の年代ほど結婚意欲は低下するようだ。

 結婚にまつわるイベントについて、既婚者に実施したかどうか聞いてみると、「プロポーズ」「両家の親へのあいさつ」「結婚指輪の交換」「結婚式」「新婚旅行」は7割以上が実施したと回答。しかし「婚約指輪をもらう」は64%、「二次会」「結納」は5割弱にとどまった。一方、未婚者の希望を見ると「プロポーズ」は97%がされたいと希望しているが、実施率は74%。「婚約指輪をもらう」は80%がされたいと望んでいるものの、実施率は64%と差が見られた。また「披露宴」を希望する人は52%と低いのにもかかわらず、実施率は75%と高かった。

(出典:カウネット)

結婚式の費用

 結婚式の費用はどのくらいかかったのだろうか。既婚者に聞いたところ「200万円〜300万円未満」(20.3%)と答えた人が最も多く、次いで「100万円〜200万円未満」(18.8%)、「300万円〜400万円未満」(16.0%)と続いた。また親や親族からの援助や招待客からのご祝儀で結婚式の費用をどの程度まかなえましたか、と聞いたところ「半分〜7割ほど」という人が34%、「ほぼ全額まかなえた」という人が2割という結果に。

 全員に「ワーキングネームの使用(職場などで旧姓を使うこと)」はありだと思いますか、と聞いたところ「ありだと思う」と答えた人は88.6%。このほか「逆プロポーズ」(87.7%)、「バツ1(離婚経験)」(86.0%)、「一生独身」(78.0%)については8割前後が「あり」だと回答した。しかし「籍だけ入れて別居婚」(46.1%)、「籍は入れない事実婚」(49.0%)は5割以下の賛同にとどまった。

(出典:カウネット)

 インターネットによる調査で、現在働いている女性473人が回答した。調査期間は4月27日から5月6日まで。

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