“女子力”に自信が「ある」人と「ない」人、その理由

» 2010年05月31日 18時17分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 「どれだけ女性らしさを発揮できているか」を表す“女子力”という言葉を、メディアなどで見る機会が増えている。働く女性は自らの女子力について、どのように感じているのだろうか。

 大塚製薬の調査によると、25〜35歳の働く女性に「自分の『女子力』に自信がありますか?」と尋ねたところ、「ある(とてもある+まあある)」は49%、「ない(あまりない+まったくない)」は51%と回答が二分した。

 「自信がない」人に理由を聞くと、「恋愛をしていないので、女子力低下中」(28歳・メーカー事務)と恋愛から遠ざかっていることを理由に挙げる人から、「仕事が忙しくなると、なりふり構わなくなるから」(32歳・出版関連)と仕事による忙しさを理由に挙げる人、「おばさん年齢だから」(33歳・講師)のように年齢を理由に挙げる人までさまざまだった。

 また、「ほかの女性に『女子力が負けている』と感じるのはどんな時ですか?」と聞くと、「合コンで上手に男性をあやつっている女子を見た時」(34歳・WEBサイト運営会社経営)、「身なりだけでなく、しぐさや礼儀がしっかりしている女性を見たとき」(29歳・専門学校受付)といった回答が挙がった。

(25〜35歳の働く女性に)自分の『女子力』に自信がありますか? (出典:大塚製薬)

 女子力を上げるために努力している人はどのくらいいるのだろうか。「現在、『女子力アップ』のために取り組んでいることはありますか?」と尋ねると、「ある」は62%。具体的にどんな取り組みをしているか聞くと、「料理」「ヨガ」が多く挙がり、そのほかには「エステ」「ネイル」「運動(ジョギングなど)」などがあった。

 女子力アップのための取り組みをする理由としては、「素敵な彼氏がほしいから」(25歳・看護師)、「歳を重ねても美しい女性でいたいから」(28歳・総務人事)、「常に女子でいたいから」(33歳・アロマセラピスト)といった回答が寄せられた。

 インターネットによる調査で、対象は25〜35歳の働く女性500人。調査期間は4月17日と18日。

現在、『女子力アップ』のために取り組んでいることはありますか? (出典:大塚製薬)

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