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» 2010年06月04日 08時00分 公開

日本初公開「フェラーリ 458イタリア」(2/2 ページ)

[日岐まほろ,エキサイトイズム]
エキサイトイズム
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最高時速325キロをたたき出す新型V8エンジン

 新開発の排気量4.5リットル直噴V型8気筒エンジンは最高出力570馬力/9000rpm、最大トルク540ニュートンメートル/6000rpmを発揮する。最高出力はF430の490馬力を大幅に上回る。またトルクについても約15%向上し、さらに3200rpm付近で最大トルクの80%を発生させるというフレキシブルな特性が与えられている。

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 組み合わされるトランスミッションは、7速デュアルクラッチタイプのF1ギアボックス。シフトチェンジ時の反応速度は、カリフォルニアに採用される同システムのF1ギアボックスよりもさらに短縮され、ギア比も専用となる。最高時速は時速325キロ以上、静止状態から時速100キロまでの加速は3.4秒未満と発表されたが、こうしたパフォーマンス向上の一方でエンジン内部のフリクション低減や車輛重量の軽量指向などにより燃費性能の向上(13.3リットル/100キロ)、CO2排出量の削減(走行距離1キロあたり307グラム)も実現している。

 運動性能面においては軽量・高剛性シャシーとともに、新開発サスペンションの採用にも注目したい。サスペンション形式はフロントダブルウィッシュボーン×リヤマルチリンク。新形状アームの採用によって、優れた乗り心地シャープなハンドリングとを両立するためのベースを固め、さらにショックアブソーバーには、内部フリクションの低減や制御系の刷新などにより第2世代に進化した磁性流体によるアクティブサスペンションシステム「SCM2」を採用。スーパースポーツらしい究極の走りの世界とともに、卓越した快適性をも手に入れている。

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 また車輛ダイナミクスの制御ロジックも新たなステージに入った。従来個別の制御ソフトウェアにより管理されていたトラクションコントロールシステムであるF1-Tracと、電子制御デファレンシャル機構のE-Deffとが、同一ECUによって制御されるようになった。これによりF1-TracとE-Deffの統合動作が進化し、ハイグリップ路面に特化した設定が可能となったという。

 458イタリアは、フェラーリ社テストコースの「フィオラノ・サーキット」では1分25秒のラップタイムを記録。これはF430をサーキット走行に特化させた高性能バージョン「F430スクーデリア」と並ぶもので、そのポテンシャルの高さをうかがうことができる。フェラーリのラインアップにおいて常に絶大なる人気を誇るV8ミドシップシリーズ。その最新モデルとして公開された458イタリアは車両価格2830万円と高価なモデルであるが、早くも多くの予約受注を抱えており、すでに納車は2年待ちとのことだ。

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