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日経平均 | 9887.89円 | △8.04円 |
売買高 | 15億4177万株 | − |
日経平均先物 | 9840円 | ▼40円 |
売買代金 | 1兆0675億円 | − |
TOPIX | 878.83 | △0.27 |
値上がり銘柄 | 681銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 418.97 | ▼5.77 |
値下がり銘柄 | 799銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1265.61円 | △0.53円 |
変わらず | 186銘柄 | − |
騰落レシオ | 83.25% | △1.77% |
売り先行で始まるも為替の落ち着きや信用収縮一段落で底堅い堅調な展開
米国市場が冴えない展開となったことや前日までの大幅高の反動から売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も売り越しと伝えられたのですが、為替が落ち着いた動きとなっていることなどから、売り急ぐような動きもなく、底堅い展開となりました。同じ業種の中で高安まちまちとなるなど持高調整の売り買いも見られ、積極的な売り買いを急がせるような材料にも乏しいことから、小動きとなりました。
後場に入ると日銀金融政策決定会合で新たな資金供給策が具体的に示されたことなどから信用不安も薄らぎ、堅調となる場面もありました。ただ、売られすぎの修正も一段落、信用収縮も一段落となると市場全体としては方向感はなく目先筋も含めて持高調整の売り買いが交錯しながら方向感のない展開が続きました。引けを意識する時間帯からは幕間つなぎ的に買われていた銘柄などに手仕舞い売りも嵩み上げ幅縮小、ほぼ横ばい、最後まで方向感に乏しい引けとなりました。
小型銘柄も高安まちまちという感じでしたが、手仕舞い売りに押されるものが徐々に多くなりました。東証マザーズ指数は大幅下落、日経ジャスダック平均は横ばいとなりました。先物もまとまった売り買いも少なく、まとまった買戻しが入り指数を押し上げる場面も見られたものの、買いも限定的で長続きせず、大きく方向感を出すような動きにはなりませんでした。最後は目先筋の手仕舞い売りもあって上値も重かったのですが、売り急ぐ動くというほどでもなく、底堅さが見られました。
方向感の無い展開となりました。欧州金融不安や金融規制強化懸念、米国での金融規制強化懸念に中国やインドなど新興国での金融引き締め懸念もあり、景気回復のトレンドが確認されても、業績面からの割安感があっても最後まで買い切れないと言う展開です。利益確定売りも早め早めに出るようで、市場全体が大きく押し上げられていくような場面は見られません。2006年の相場とますます似て来ましたが、当時はもう少し賑わっていたような印象です。売買高が伴ってくれば、どこから大きく戻す場面も見られるものと思います。
上放れの「並び赤」というローソク足の形となりました。明日の寄付きが高く始まるか、本日の高値を抜けて来るようであれば大きな上昇相場となる可能性が高くなります。明日の寄付きが高く始まれば6月4日の高値を抜ける可能性が高まり、抜ければ今度は基準線や5月20日と21日に空けた窓を埋めるような形となり、一気に上昇となるかもしれません。RSIやストキャスティックスもまだ上昇が続いて上値余地もあり、基準線を抜けて基準線のサポートを確認しながら雲のまでの戻りを試すような展開が期待されます。
日経平均ほど鮮明ではないのですが、「並び赤」となりました。基準線や6月4日の高値まではまだ値幅があり、とりあえずは6月4日の高値水準=基準線を目指すことになるのでしょう。RSIもストキャスティックスも上昇が続き上値余地もあり、少なくとも基準線までの戻りは期待できるのではないかと思います。
雲のねじれで薄い雲を抜けてきました。RSIもストキャスティックスも中途半端な方向感のない展開となっており、薄い雲にサポートされながらの動きとなるというよりは雲を挟んで方向感のない展開となるのではないかと思います。遅行線が日々線に絡みながらの動きとなるのかどうかが注目されます。
物色対象は絞りきれないが持高調整の買戻しもあって堅調なものが目立つ
資本・業務提携を決めた中国の繊維大手と2011年度から両社のブランドを相互展開する計画を明らかにしたと新聞で報じられ、提携戦略が具体化したことが好感されて買われ、一時大幅高となりました。手がかり難の中、値動きの良さに目先筋の買いを集めたものと思われ、買い一巡後は上値も重くなりました。
一般流通(店売り)向け鋼材の7月契約価格を全品種で7〜12%引き下げると新聞で報じられたことから、採算悪化懸念から売られ軟調となりました。
両社を含む商社4社がモンゴルで世界最大級の炭鉱の開発の国際入札に参加すると新聞で報じられましたが、特に材料視されることもなく、海外市場で商品相場も底堅い堅調な展開となったのですが、手仕舞い売りに押されて軟調となりました。
景気回復による旅客需要の増大や羽田の発着枠拡大などから業績のV字回復が期待されるとして大手証券が投資判断を引き上げたことが好感されて堅調となりました。
全体に手掛かり難となる中で、値動きの良い低位株ということで、幕間つなぎ的に変われて一時大幅高となりましたが、最後は目先筋の手仕舞い売りも嵩んで軟調となるなど荒い値動きとなりました。
手掛かり難で幕間つなぎの低位株物色の流れの中で目先筋の買いを集めて一時大幅高となりました。最後は目先筋の利益確定売りに押されて上値も重くなりましたが、午後に発表になった首都圏の新築マンション発売戸数が前年同月比で増加、マンション市況の持ち直しへの期待もあったものと思います。
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