「高い美意識と審美眼を持ち、本物を知った30代男性」に向けたライフスタイルのクオリティアップを提案する、インターネットメディアです。アート、デザイン、インテリアといった知的男性の好奇心、美意識に訴えるテーマを中心に情報発信しています。2002年11月スタート。
※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。
ミラノサローネ2010レポート。イタリア家具ばかりではなく、ドイツや北欧、スペインなどヨーロッパブランドの有名ブランドも、新作発表の場としてこの見本市を選ぶ。最後は日本でも知名度のあるブランドの新作を世界中からざっと紹介しよう。
イームズの椅子などで知られるスイスのVitra(ヴィトラ)。意外なことに、2010年はアントニオ・チッテリオと初めてソファを開発した。デザインへの意欲的な姿勢がヴィトラの持ち味だが、さすがに今年のバックtoベーシックブームの流れで、使いやすさを重視したソファを提案した。
名前のSUITAはスイスのローマッシュ方言でSUITE(つながる、続く)の意味。さまざまに組み合わせて使える、という意味と、スイスでもイタリア語が話されることの多いアルプス地域を連想させることで、イタリア人のチッテリオとスイスの会社ヴィトラのつながりをイメージさせている。
またこのシンプルなソファにはヴィトラ自慢のアレクサンダー・ジラルドのクッションを組み合わせることで、モダンでポップな空間をしつらえることもできる。
DEDON(デドン)は最近、日本でも知名度を上げたアウトドア家具ブランド。その分野では世界一ともいえる位置づけだ。全天候型の特殊なコードファイバーで、美しくモダンな編み込みの屋外家具を提案している。今年の新作はフィリップ・スタルク。
伝統的な椅子のフォルムをもとに、色や伝統的な紋様を新解釈したデザインは、庭園という、いまだトラディショナルな空間によくなじむ。
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