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日経平均 | 9696.02円 | ▼57.25円 |
売買高 | 18億9435万株 | − |
日経平均先物 | 9690円 | ▼40円 |
売買代金 | 1兆1956億円 | − |
TOPIX | 861.27 | ▼4.24 |
値上がり銘柄 | 324銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 403.92 | ▼0.18 |
値下がり銘柄 | 1232銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1224.48円 | △0.27円 |
変わらず | 111銘柄 | − |
騰落レシオ | 81.69% | △1.37% |
好決算発表も多く底堅いが、米国株安や円高を嫌気、昨日の大幅高の反動もあって軟調
米国株安や円高を嫌気して売り先行となりました。昨日の大幅高の反動もあり、売り気配から始まるものが散見される中で寄り付きから大幅安となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたことや好決算を発表した銘柄や業績上振れが伝えられた銘柄などが物色されて、寄り付きの売りが一巡した後は底堅い展開となりました。さすがに一気に戻すというだけのインパクトもなく、好決算発表で買われた銘柄も上値が重くなり、指数は小動きとなりました。
後場に入ってからは昼の間に発表された海運株の決算が上振れとなったことなどから、再度好決算銘柄を物色する動きとなり、下げ幅縮小となりました。ただ、為替が円高傾向にあり、好決算銘柄への早めの利益確定売りや見切売りもあり、上値の重さ、戻りの鈍さを確認しては売られる銘柄が多く、指数の戻りも限定的となりました。市場参加者が増えず目先筋が中心となっており、いったん上値の重さが確認されると手仕舞い売りに押されるという感じですが、好決算銘柄を中心に底堅さも見られました。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、軟調なものが目立ちました。ただ、買い気も乏しいのですが売り一巡感もあって、東証マザーズ指数は小幅安、日経ジャスダック平均は横ばいとなりました。先物はまとまった売り買いは少なく、決算動向に振らされる個別株の動きについていくような格好で、指数を大きく動かすようなこともありませんでした。あくまでも目先筋の売り買いが中心で方向感は見られませんでした。
決算発表に振らされてはいるのですが、方向感を持って決算を見ているというよりは決算発表をきっかけに目先の売り買いを仕掛けているような感じで、決算動向を見ながら、分析した上で、と言うことではなく、「市場の予想」や「従来予想」よりも良いか悪いかだけで売り買いしているような感じです。決算が発表されて目先筋が売り買いすると後はほとんど動きはなく、業績に関係なく買われたものが売られ、売られたものが買われるというような感じでした。まだまだ、今後も決算動向に振らされながら、指数も個別の株価も居心地のいいところに落ち着いてしまうのかもしれません。
遅行線が日々線を意識して、日々線は基準線は抜けたものの7月14日の高値を意識して上値が重くなりました。「はらみ足」となって昨日の高値を上に抜ければ戻りを試す動きが続き、昨日の安値を割り込めば再び下値を試すことになるのでしょう。RSIは上昇が続いているようでもあり、ストキャスティックスは高値圏ながらも上値余地があって上昇が続き、いったん遅行線が日々線を抜けるような展開になて来るのではないかと思います。日々線が雲に押さえられるまでは戻りを試すことになりそうです。
基準線を抜けたことで、底堅さが見られるものと思います。「はらみ足」であり、「はらみは放れにつけ」ということで、昨日の高値を抜ければ雲までは戻るのでしょうし、安値を割り込むと転換線のサポートを確認するように下値を試すことになるものと思います。RSIは上昇が続いて上値余地も大きく、ストキャスティックスは高値圏ではあるものの上値余地があって上昇が続いており、もう一段の上昇は見込めるのではないかと思います。
RSIやストキャスティックスの上昇はまだ続いていると見てもいいものと思いますが、下落している基準線を意識して上値が重く、上げ一服となっています。それでも転換線を再び割り込むような売りになっておらず、この水準で底堅さが確認されると基準線に上値を押さえられながらも戻りを試すような展開になって来るものと思います。
好決算には素直な反応で底堅い展開
米国株安や円高を嫌気して売り先行となりましたが、2010年4−6月期の連結営業利益が前年同期比約2倍になったもようと新聞で報じられたこともあり、売り一巡後は買戻しを急ぐ動きもあって堅調となりました。
両社に商船三井(9104)を加えた3社は昼休み時間帯に2010年4−6月期の決算を発表、好調な決算となったことに加え、2011年3月期通期の業績を揃って上方修正したことが好感されて買われ、堅調、大幅高となりましたが、最後は商船三井は軟調となるなど目先の需給に振らされる結果となりました。
昨日の引け後に4−6月期決算を発表、好調な決算となったのですが、市場予想や先週新聞で報じられた数字を下回ったことが嫌気されて売られ大幅安となりました。
売り気配から始まり大幅安となりました。三洋電機(6764)とパナソニック電工(6991)を完全子会社化する方針を固めたと新聞で報じられ、同時に増資の検討が報じられたことから株主利益の希薄化懸念から売られました。TOB価格への思惑で、三洋電機は大幅高、パナソニック電工はストップ高比例配分となりました。
2010年中に人員削減など大規模なリストラに踏み切ると新聞で報じられ、特別損失は計上するものの2012年3月期の最終黒字転換を目指す方針を評価、業績改善に期待した買いが入って大幅高、5日続伸となりました。
新日鉄(5401)が連結子会社化すると発表、市場での追加取得や連結子会社化に伴う経営の効率化などを好感して買われ大幅高となりました。
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