初めて転職を考える年齢、24〜26歳が37.8%(2/2 ページ)

» 2010年10月13日 15時40分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]
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転職を考える年齢、職種によって違い

 転職を考え始めた年齢を職種別に見ると、「営業」は「25歳」(10.9%)、「企画・事務」は「29歳」(8.8%)、「ITエンジニア」は「27歳」(9.5%)、「モノづくりエンジニア」は「26歳」(9.7%)、「金融などの専門職」は「28歳」(9.1%)、「建築・土木」は「27歳」(10.6%)、「メディカル」は「26歳」(11.6%)、「販売・サービス」は「25 歳」(12.6%)がそれぞれ最も多かった。

(出典:DODA)

 最多となった年齢が最も高い「企画・事務」(29歳)と、最も年齢が低い「営業」「販売・サービス」(ともに25 歳)には4歳の開きがあった。この差の背景として「『企画・事務』『建築・土木』などでは、大学での専攻やスキル、資格取得の有無などから適性が比較的判断しやすいと考えられ、雇用のミスマッチが起こりにくい。また専門性の高い職種なので、細分化される専門知識をそれぞれ取得、経験していくことで中長期的にキャリアが形成される。このため、一定のキャリアを積むのに時間を要する『企画・事務』職は、転職でキャリアアップを考える年齢も高くなる」(DODA)

 インターネットによる調査で、22〜39歳のビジネスパーソン(転職回数0回)4万1995人が回答した。調査期間は2009年7月〜2010年6月。

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