「結婚を考えているけど、披露宴などの費用はいくらくらいかかるのだろうか」と財布の中身を心配している人もいるのでは。2009年4月〜2010年3月に結婚をした人(結婚予定者を含む)に、結婚式(挙式、披露宴、パーティー)の費用を聞いたところ、総額は325万7000円で、昨年よりも5万円(1.5%)減少していることが、ゼクシィの調査で明らかになった。招待客1人当たりの結婚式費用は5万3000円で、昨年より2000円の増加。また項目別に見てみると、「挙式料」「新郎の衣装」「ギフト」「ビデオ撮影」などが増加傾向にあるようだ。ちなみに結納から新婚旅行まで含めると、平均金額は423万1000円。
披露宴をあげた理由を聞いたところ「親・親族に感謝の気持ちを伝えるため」(68.6%)と答えた人がトップ。次いで「親・親族に喜んでもらうため」(57.2%)、「友人など親族以外の方に感謝の気持ちを伝えるため」(54.0%)、「以前からあこがれていたため」(42.9%)と続いた。
ゼクシィ首都圏版の伊藤綾編集長は「親・親族・友人に『感謝の気持ちを伝えたい』『喜んでほしい』という動機が高く、“おもてなし重視”がより強まっている。結果として、結婚式費用がリーマンショック以降の不況下にもかかわらず、高い水準で推移しているのでは」と分析した。
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