「高い美意識と審美眼を持ち、本物を知った30代男性」に向けたライフスタイルのクオリティアップを提案する、インターネットメディアです。アート、デザイン、インテリアといった知的男性の好奇心、美意識に訴えるテーマを中心に情報発信しています。2002年11月スタート。
※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。
オランダと日本のクリエイターによる、泊まれるエキシビション「LLOVE」が10月22日から始まった。オープン初日の会場の熱気からは、ここ数年あまり感じることのなかった、東京からデザインを発信していく、そんな機運を感じた。ホテルという日常と非日常を同時に体験できる本エキシビションは、新しいタイプのデザインのお祭りともいえる。オープン初日の模様をレポート。
オープニングセレモニーでは、LLOVE展開催のきっかけにもなったオランダアムステルダムのデザインホテル「LLOYD HOTEL」のディレクター、スザンヌ・オクセナー氏らが「100%満足出来る素晴らしい出来栄え」とスピーチ。
オクセナーと参加デザイナーたちには、ファッションデザイナー森美穂子氏がデザインし、オランダのグラフィックデザイナー、トーニックのグラフィックがあしらわれた「浴衣」がプレゼントされた。
訪れたらまず、カフェスペースとエントランスの壁に張られたオランダのグラフィックデザインチーム「トーニック」によるグラフィックに注目してほしい。
ホテルに一歩足を踏み入れた瞬間に目を引く壁紙は、壁紙加工のうえ、防炎加工を施したファブリックにインクジェットプリントをしたもの。そこにカラフルなグラフィックをイメージどおりに壁紙に再現したのは、京都のテキスタイルメーカーで、海外のファションデザイナーにも生地を提供している「あーとらにしむら」。
近づいて見てみると、壁紙につかわれたファブリックの表面は、和装のような繊細なテクスチャーを持っていることが分かる。LLOVEの空間にマッチする見事な壁紙に仕上がっている。
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