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速報！　デザインタイドトーキョー2010（3/3 ページ）

» 2010年11月02日 07時50分公開

[松浦明，エキサイトイズム]

シアタープロダクツ×恊立陶器「PORCELAIN WEAR」

　2008年の出会いから、食器、陶磁器のネックレスやピアスなどを展開してきた、シアタープロダクツと恊立陶器。今回は「トルコ鍋島」（トルコのイズニック文様を恊立陶器が独自に解釈し追求してきたオリジナルの文様）を生み出した波佐見焼職人と、その文様に魅せられたシアタープロダクツのコラボレーションで、どこの国のものでもない新しい不思議な花柄が誕生した。

　その花柄をキーパターンにした、バッグ、ハンカチ、帽子、傘といったファッションアイテムをモチーフにしたテーブルウェアリシーズ「ポーセリン・ウェア」。どのアイテムも今回が初披露となるが、すでに反響を呼んでいる。

　なかでも、時計を象ったナプキンリングや、全陶器製の傘など、見るからに高い職人技を要する作品には注目したい（発売は2011年7月頃を予定）。

DMY「Asia Exhibition Tour 2010」

　あらたなデザインの発信地としていま注目されているベルリンを舞台に、さまざまなデザインシーンで頭角を表しているデザイナーの作品を世界に発信するレーベル「DMY」。今回は、中でも“ベルリン出身”のデザイナーたちの作品を一堂に集め、東京で紹介するのは初めてとなる。物価が安いことからさまざまな国からアーティストが移り住み、1960～70年代のNYのSOHOのようにクリエイティブシーンが活気づいているという「ベルリンのいま」を肌で感じることができる。

「Lusi」

　最新式の吊り下げバスケット？と一見して「何だろう」と思わせるこのプロダクトは、実は植木鉢用のバスケット・排水穴にはコルクがはめ込まれていて必要に応じて余分な水を排水できるなど、見た目はアバンギャルドだが、実はとても機能的。

「James」

　さっと手で折り畳むことができ、どこにでも携帯できる三脚。三脚の先端にゴム製のチョップが装着されているので、広げれば上に雑誌や新聞、食器等を載せても滑り落ちることがない。そのほかにも、自前のトレイを載せたり、花器を載せたり、超シンプルな見た目とは裏腹に、あらゆる用途で活用することができるスグレモノ。