メルセデス「CLクラス」「Sクラス」がアップデート(2/3 ページ)

» 2010年11月19日 22時42分 公開
[日岐まほろ,エキサイトイズム]
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 さらにハイパフォーマンスモデル「CL63 AMG」にもダウンサイジングユニットを投入。従来の6.3リットルから5.5リットルへと排気量が縮小された直噴V型8気筒ツインターボエンジンは、CL550ブルーエフィシエンシー同様の燃料制御機構を備える。

 加えて効率的かつダイレクトなドライビングを可能とする新世代トランスミッションAMGスピードシフトMCT、そしてECOスタートストップ(アイドリングストップ機能)などを組み合わせ、従来AMGモデルに対し約50%もの燃費改善を実現。もちろん動力性能は向上させており、従来比プラス19馬力、100ニュートンメートルとなる最高出力544馬力、最大トルク800ニュートンメートルというスペックを示す。

 CLシリーズのハイエンドモデルとなる「CL65 AMG」においては排気量こそ変更ないものの、エンジン制御の最適化などによって、最高出力は従来モデル比17馬力の上乗せとなる629馬力まで向上。同時に排出ガスのさらなるクリーン化も果たされている。

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 このほか、ステアリングの操舵角によってステアリングギア比を変化させることで、走行時の優れた安定性と取り回しの良さとを両立する「ダイレクトステアリング」や、新たに歩行者検知機能を実装した夜間走行時の視界サポート機能「ナイトビューアシストプラス」(いずれも標準装備)など、快適かつ安全な走行をサポートする数々の装備の新設定も行なわれる。

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