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日経平均 | 10478.66円 | △76.76円 |
売買高 | 20億1610万株 | − |
売買代金 | 1兆4658億7100万円 | − |
値上がり銘柄 | 1053銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 463銘柄 | − |
騰落レシオ | 114.41% | △3.36% |
米国株高を受けて買い先行となり、持高調整の買いも入って堅調な展開
米国市場が堅調となったことや為替も落ち着いていたことから、買い先行となりました。それでも、金額ベースでは買い越しと伝えられたのですが外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が株数ベースでは売り越しと報じられたこともあり、寄付きの買いが一巡となった後しばらくは値持ちも良かったのですが、じりじりと上げ幅縮小となりました。決算発表の本格化を前に買い戻しを急ぐ動きもあり、円高気味にもかかわらずハイテク銘柄など輸出株に高いものが目立ち、指数を押し上げる格好となりました。
昼の市場外取引でまとまった買い決め(バスケット買い)が見られたと報じられたことから、後場は一段高となりました。昼の時間帯や後場に入って発表された決算も堅調なものが多く、買戻しに拍車をかけ、値動きの良さに目先筋の買いも入って指数を押し上げていました。ただ、まだまだ持高調整の売り買いと言う域を出ず、目先の需給に振らされるものも多く、好決算を発表しながらも利益確定売りに押されて軟調となるものなどもあり、指数の上値も限定的となりました。
小型銘柄もまだまだ持高調整の売り買いが中心という感じで、ここまで大きく上昇していた銘柄に安いものも見られ、特に材料に反応していると言うよりは目先の値動きに反応して高安まちまちとなっていました。東証マザーズ指数は堅調、日経ジャスダック平均は小幅高、ジャスダックTOP20は軟調となりました。先物は輸出株の一角が派手に値を飛ばした割りにまとまった売り買いはほとんど見られず、指数への影響はほとんどありませんでした。
好決算の発表を素直に好感して大幅高となる銘柄も何となく単なる持高調整の買いと言う気もします。大型投信の設定の話題もあり、投資信託の買いが入っている銘柄が買われ、値動きの良さを見て目先筋の買いが入ってさらに上昇すると言うことなのではないかと思います。同じ業種の中で高安まちまちとなるものも多く、投資信託の買いが入っている銘柄とそうでない銘柄で動きが違っていると言う見方も出来そうです。為替に大きな動きが見られないところを見ると外国人の持高調整ではなく、国内の投資信託や年金などの動きが中心となっているのかもしれません。
基準線にサポートされるよに堅調となりました。RSIは下落が続いて下値余地も大きくまだ基準線のサポートを確認する場面もあるのでしょうが、ストキャスティックスは逆に底値圏からの上昇が続いて上値余地もあり、基調は強含みと言うことなのだと思います。
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