LifeTouch NOTEが編集部に届き、一緒に過ごすようになってからもうすぐ1カ月。LifeTouch NOTE日記企画もこれが最終回となります。今回はLifeTouch NOTEを連れて、プチ温泉旅行に行ってきました。外で使うLifeTouch NOTE、どのような感じなのでしょうか……?
まず最初に、LifeTouch NOTEを外に持ち出して、旅先など無線LAN環境がない場所でも使えるようにする方法を考えてみましょう。
LifeTouch NOTEは全部で3モデル。このうち「LT-NA70W/1A」と「LT-NA75W/1A」はメモリの容量違いで、いずれもインターネットにつなぐには無線LANを使います。一番簡単・確実なのは、最上位モデルの「LT-NA75F/1A」(4月発売予定)を使うこと。無線LANに加えて3G対応のSIMスロットが付いており、NTTドコモのSIMカードを挿入すればどこでも通信が可能になります。
そうでない場合は、モバイルWiMAXルーターなど、無線LANのアクセスポイント(親機)になれる機器を一緒に持ち運ぶことになります。LifeTouch NOTEはもちろん、ニンテンドーDSやiPod touchといった無線LAN機器をつないで使うことができます。
これ以上データ通信の契約を増やしたくないんだよね、という人にオススメしたいのが携帯電話の「アクセスポイントモード」を使う方法。写真の「N-02B」など、NTTドコモの一部の携帯電話で対応している機能で、手持ちの携帯電話が対応していればラッキーです。このほか、auでは携帯電話の充電端子に差し込んで使う「NEX-fi」という機器を販売しており、これをつなぐとアクセスポイントモード同等の機能が使えるようになります。このほか場所は限られますが、一時的に使えればいいだけなら、マクドナルドなど公衆無線LANが使える場所を探す、という手もあります。
さて、いよいよ出発です。今回目指したのは栃木県のとある温泉。せっかくクルマで出かけるので、LifeTouch NOTEにナビをしてもらうことにしました。
Androidには「ナビ」という機能があるのですが、これ、実際に使ってみるとちょっと驚くと思います。目的地を入力すると(文字入力でも音声認識でもOK)Google Mapsを元にナビをしてくれるのですが、「XXメートル先、右折です」などちゃんと声で指示してくれます。アンテナを外に出しているわけではないのに、GPSの精度も問題なし。
ナビのように移動しながら使う場合は、WiMAXよりも、携帯電話の3Gネットワークを使った方が通信が切れにくいのでおすすめです。今回はNTTドコモのFOMAと日本通信のb-mobile SIMの両方で試してみましたが、FOMAよりも通信速度が遅いb-mobile SIM(ベストエフォートで300Kbps)でも問題なくナビが利用できました。
本当はLifeTouch NOTEを運転席から見えるところに固定できればベストなのですが、今回は助手席に座った人がLifeTouch NOTEを手に持つことにしました。バックグラウンドでWinAMPを動かしてmp3を再生しながらナビをしても、まったく処理性能は問題なし。「Androidスマートフォンでカーナビ」が普及したら、PNDどころか、クルマに据え付けのカーナビも要らなくなっちゃうのでは……と思う性能でした(もしかしたら将来的には、カーナビがAndroidになってしまうのかもしれませんが)。
高速道路を降りたら、ちょうどお昼時。出発前にチェックしておいたおそば屋さんに行ってみることにしました。そうそう、Androidのナビを使う場合、事前にGoogle Mapの位置情報URLを貼り付けたメールを自分のGmailアカウント宛に送っておくと便利。Gmailを開いてURLをクリックし、Google Mapから開きます。地図上にポインタが表示されたら、メニューから「経路」を選び、ナビの目的地に設定すればOKです。
事前にチェックしていたおそば屋さんは、ネットの口コミ通りとてもおいしいおそばでした。食事が終わって、満腹でのんびりしている間に、LifeTouch NOTEを取り出して、ライフノートで簡単に感想をメモしておきます。「冷たい水でぴしっと締めたそばはとてものどごしがよくて、天ぷらもサクサク!おいしかった〜」……あとで書くとなると面倒ですが、その場で書いておけばすぐに済みます。書いたメモはせっかくなので、mixiなどSNSの日記や、Twitterにアップしてしまいましょう。ライブ感があって、読んでいる人も楽しいと思います。
旅日記や食べ物ブログを書く場合にありがちなのが、「食べたものの値段を忘れちゃった」「メニューにあったけど頼んでいないものが思い出せない」。そんなときのために、メニューをLifeTouch NOTEのカメラで撮っておくと便利です。旅日記をライフノートに書きながら、カメラを起動してメニューを撮影してはりつけておけばOK。あとから写真を探す手間もなくなります。
食事のあとはいよいよ温泉へ。道の駅に併設されている温泉に入ってみたら、内湯と外湯でまったく違う色でした。「内湯は無色透明であまり温泉っぽくない泉質、外湯は緑がかった茶色。源泉が複数あるらしい……」こういう話はあとで書こうとすると忘れがちなので、お風呂上がりに休憩しているときにでも、ライフノートに簡単にメモしておきます。効能表をカメラで撮っておくのも良さそうです。
道の駅に併設されていた直売所で買い物をしたら、次の目的地へ。友達にオススメされていたおしゃれなカフェを目指します。町の中心からはやや離れたところにあるカフェは、評判通りとても素敵なお店でした。うん、来て良かったなぁ。ジャム入りのソーダを頼んだらとてもきれいだったので、思わずLifeTouch NOTEを並べて撮ってしまいました。
せっかくなのでもう1カ所温泉に入ることにしました。最初に行った温泉とは色もにおいもまったく違い、源泉が違えば同じ温泉地でもいろんなお湯が沸くのだなぁと感心。温泉を堪能したあとで夕飯を食べ、予約しておいたホテルにチェックイン。もう夕飯も済ませちゃったし、眠くなるまでにはまだ時間がありそう……ということで、LifeTouch NOTEでmixiにアクセスしてみると、昼間おそば屋さんでアップした日記に「いいね!」やコメントが付いていました。
夜寝る前に、ブログも更新してしまおうと思います。今日の写真はデジカメでも撮っていたので、SDカードを差し込んで写真を取り込み、リサイズしてライフノートに添付した写真を差し替えました。あとは細かい部分を直したり書き足したりして投稿すれば、旅ブログ一丁上がり、です。
これまで、旅行ブログは自宅に帰った後で、デジカメ写真を整理しながら書いていました。でも、LifeTouch NOTEがあれば旅先にいながら更新ができます。あとで書こうと思うとおっくうで更新が滞りがちだったのですが、旅先で更新してしまえばそんな悩みも関係なし。しかもその場で書いた感想はあとから思い出したものよりも生き生きしているし、「お昼に食べたおそば、いくらだっけ?」などと思い出す手間もなく、家で書くよりも内容の濃いブログが書けるのは思わぬ収穫でした。
私の場合、自宅でも会社でも無線LANが使えるようになっています。今回お借りしているのが無線LANモデルだったこともあり、普段は自宅や会社以外の場所ではオフラインでLifeTouch NOTEを使っていました。でも今回LifeTouch NOTEを外に持ち出してみて「旅行好きや、日記を公開しているブロガーにはものすごく便利かも」と思った次第です。サッと書いてネットにつなぎ、日記やブログを更新する。それがこんなに便利だったなんて……と、私にとっても発見でした。
4回にわたってお送りしたライフタッチ日記もこれで最終回です。お付き合いいただいたみなさま、どうもありがとうございました。もしLifeTouch NOTEを購入したら、Twitterでそうつぶやいてみてくださいね。本記事右側に表示されるはずですから。
いつでもどこでも持ち運び、今その瞬間の出来事や想いを記録し伝えるアクティブコミュニケーター「LifeTouch NOTE」。
OSは「Android 2.2」、NVIDIA製のデュアルコアプロセッサー「Tegra 2」(Tegra250モバイルプロセッサ、1GHz)を搭載し、快適な処理性能を実現しています。
本体カラーは、ピアノブラック、バーミリオンレッド、チョコレートブラウンの3色。内蔵メモリ2Gバイト+SDカード2Gバイト、Wi-Fi接続の「LT-NA70W/1A」、内蔵メモリ8Gバイト+SDHCカード8Gバイト、Wi-Fi接続の「LT-NA75W/1A」、内蔵メモリ8Gバイト+SDHCカード8Gバイト、Wi-Fi接続のほかFOMAハイスピードでも通信可能な「LT-NA75F/1A」(4月発売予定)の3モデルからお選びいただけます。
※「LT-NA70W/1A」はピアノブラックのみ
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:日本電気株式会社
アイティメディア営業企画/制作:Business Media 誠 編集部/掲載内容有効期限:2011年3月31日