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» 2011年02月24日 17時37分 UPDATE

国内トップギャラリーが集う「G-tokyo2011」の見どころ (3/4)

[上條桂子,エキサイトイズム]
エキサイトイズム

ワコウ・ワークス・オブ・アート/「ヴォルフガング・ティルマンス」個展

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 写真家ヴォルフガング・ティルマンスの個展。空間を贅沢に使った写真のコンポジション。カッコよ過ぎる。

ギャラリー小柳/「肖像」展

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 テーマを「肖像」とし、多彩な作家の作品を展示したギャラリー小柳。単にポートレートといえどこんなに多様なのかと思わせられる内容である。杉本博司氏の作品は見れば分かると思うがカストロ議長。だが本人ではない、ろう人形なのだ。これは1999年に制作されたグッゲンハイム美術館のコミッションワークだ。各国のろう人形館で撮影されたポートレートシリーズの作品の1つで、ろう人形を16世紀の北方絵画にあるような肖像画の光を作り込み撮影している。カストロ議長はロンドンのマダムタッソーろう人形館のもの。そのほか、ソフィ・カル、佐藤允の作品が印象的だった。

ミヅマアートギャラリー / 天明屋尚個展「縁起物」

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 日本の伝統絵画を独自の手法で現代に訴える、ネオ日本画「BASARA」の精神を伝える、アーティスト天明屋尚氏の個展。今回は「縁起物」というテーマで、漠や鳳凰、獅子、白蛇など9点の新作絵画を展示している。なかでも出色だったのは、展示タイトルと同じ名「縁起物」の作品、画材は和紙と水としか書かれていないし、絵画には何も描かれていない。なぜかというと、この絵は水で描かれた昇り龍が、天に昇っていってしまったところなのだそう。これは一本取られた。と見てみると、この超コンセプチュアルな絵画はすでに売約済み。

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