ほぼ3年ぶりの高値水準：清水洋介の「日々是相場」朝刊（2/2 ページ）

[清水洋介，Business Media 誠]

テクニカルポイント

　9500円台半ばと9600円台前半が節目となっており、この水準が中心となりそうです。9600円台前半の水準を抜けると9700円台前半が上値目処となり、9500円台半ばを割り込んでも9500円台前半では下げ止まり、その水準を割り込んでも9500円を割り込んだところでは下げ止まると思われます。

本日の注目点

◇3月の商業販売統計速報（経産省、8：50）

◇3月の建設機械出荷額（日本建設機械工業会、12：00）

◇3月期決算：積水化（4204）、野村総研（4307）、CTC（4739）、資生堂（4911）、日電硝（5214）、神戸鋼（5406）、コマツ（6301）、富士電機（6504）、オムロン（6645）、シャープ（6753）、TDK（6762）、アドテスト（6857）、京セラ（6971）、三菱自（7211）、ダイハツ（7262）、リコー（7752）、JR東日本（9020）、JR西日本（9021）、JR東海（9022）、関西電（9503）、大ガス（9532）

◇1−3月期決算：昭電工（4004）、協和キリン（4151）、マクドナルド（2702）

◇米連邦公開市場委員会（FOMC）結果発表

◇バーナンキ米連邦準備理事会（FRB）議長記者会見

◇3月の米耐久財受注額

◇米5年物国債入札

◇1−3月期の英国内総生産（GDP）速報

◇1−3月期の豪消費者物価指数（CPI）

◇1−3月期の韓国GDP速報

◇海外1−3月期決算：ボーイング、スターバックス、イーベイ、コノコフィリップス、バリック・ゴールド、ザイリンクス、クレディ・スイス、バークレイズ、フォルクスワーゲン、BP、LG電子

外国人売買動向（外資系9社ベース）

売り　　1390万株

買い　　1290万株

（金額ベースは買い越し）

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 （パンローリング）、『儲かる株価チャート集中セミナー』（ナツメ社）。清水洋介の「株式投資の羅針盤」

※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。