ボーナスをもらう人の2割、震災支援を行う予定

» 2011年05月23日 15時16分 公開
[Business Media 誠]

 3月11日に発生した東日本大震災が、夏のボーナス支給額に影響がある人はどのくらいいるのだろうか。ボーナスが支給される予定の人(61.2%)に聞いたところ「影響する(大きくを含む)」と答えた人が35.3%に対し、「影響しない(あまりを含む)」は51.5%であることが、楽天リサーチの調査で分かった。

 またボーナスが支給される予定の人に、東日本大震災の被災者への支援を行う予定はありますかと聞いたところ、18%の人が「行う予定」と回答。このほか、56.9%が「分からない」、25.2%が「行わない予定」とした。

 「行う予定」と答えた人に、具体的な支援方法を聞いたところ「義援金、支援金を直接寄付する」(83.6%)と答えた人が断トツ。次いで「物品を購入し、それを提供する」(7.3%)、「チャリティーオークションに参加する」「ボランティアに参加する」(いずれも5.5%)という結果に。

今年の夏のボーナスでの支援方法(出典:楽天リサーチ)

夏のボーナスの支給額

 夏のボーナスはどのくらい支給されるのだろうか。ボーナスが支給される予定の人に聞いたところ「増えそう」と答えた人は16.3%に対し、「減りそう」が29.6%、「昨年と変わらない」が29.4%だった。「支給額は昨年と同水準、もしくは減額傾向という人が多く、消費欲を駆り立てる水準には至らないようだ」(楽天リサーチ)

今年の夏のボーナス受給予定額(出典:楽天リサーチ)

 インターネットによる調査で、20〜69歳のビジネスパーソン(公務員を含む)の男女1000人が回答した。調査期間は4月26日から27日まで。

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