震災後、将来に不安を感じている人はどのくらいいるのだろうか。80.4%は「この国の行く末に不安を感じた」、70.6%は「自分や家族の将来に不安を感じた」と回答。将来への不安感が高まる中、「自分のことは自分で守らなければという意識が増した」という人は80.1%と、自己防衛意識が強まっている結果に。
震災後、働き方についてはどのような変化が出ているのだろうか。働いている人に、震災後の働き方で重視している点を聞いたところ「家族の近くで働きたい」(5.1ポイント増)や「仕事と家族なら、家族が優先である」(2.8ポイント増)が上昇した。一方で「高収入を得たい」(10.1ポイント減)、「働くことにより、自己実現したい」(5.5ポイント減)、「出世をしたい、社内で認められたい」(5.2ポイント減)などは減少。
「高収入や自己実現、他の人からの評価より、家族と一緒にいることが大事。自分にとって当たり前であった家族との時間を重視する、という意識の変化が見られた」(アクサ生命)としている。
インターネットによる調査で、首都圏に住む20〜59歳の男女1万人が回答した。調査期間は6月10日から13日まで。
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