月末・期末の買戻しも入り大幅高：清水洋介の「日々是相場」朝刊（2/2 ページ）

[清水洋介，Business Media 誠]

テクニカルポイント

　9900円前後が節目となり上値目処となりそうです。その前に9800円台半ばも節目となっており、安く寄り付けばその水準がまずは上値目処となるのでしょう。下値は9800円台前半、9700円台半ばという水準が目処となってくるのだと思います。

本日の注目点

◇5月の全国・6月の都区部消費者物価指数（CPI、総務省、8：30）

◇5月の有効求人倍率（厚労省、8：30）

◇5月の完全失業率（総務省、8：30）・5月の家計調査（総務省、8：30）

◇6月の日銀企業短期経済観測調査（短観、8：50）

◇6月と11年上期の新車販売台数（自販連、14：00）

◇6月と11年上期の軽自動車販売台数（全軽自協、14：00）

◇5月の鉄鋼輸出量（日本鉄鋼連盟、14：00）

◇国税庁が今年1月1日時点の路線価（約38万地点）を発表

◇ユニヘアー（8170）が社名をアデランスに復帰、菱食（7451）が社名を三菱食品に変更、アサヒビール（2502）が社名をアサヒグループホールディングスに変更

◇香港、タイ各市場が休場

◇5月の米建設支出

◇6月の中国製造業購買担当者景気指数（PMI）

◇6月の米新車販売台数

◇6月の米消費者態度指数（確報値、ミシガン大学調べ）

◇6月の米サプライマネジメント協会（ISM）製造業景況感指数

外国人売買動向（外資系9社ベース）

売り　　1040万株

買い　　2740万株

（金額ベースも買い越し）

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 （パンローリング）、『儲かる株価チャート集中セミナー』（ナツメ社）。清水洋介の「株式投資の羅針盤」

※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。