雇用統計の発表や3連休を控えた手仕舞い売りに押されて大幅下落：清水洋介の「日々是相場」朝刊（2/2 ページ）

[清水洋介，Business Media 誠]

テクニカルポイント

　9000円前後が節目となっており、寄り付きから大きく下がると9000円前後が上値目処となりそうです。堅調な始まりとなると9000円前後が下値目処となり、上値は9100円前後となるのでしょう。9000円を割り込むと8900円台前半が下値目処となるものと思います。

本日の注目点

◇4−6月期の法人企業統計調査（財務省、8：50）

◇8月のマネタリーベース（日銀、8：50）

◇9月の日銀当座預金増減要因見込み（8：50）

◇7月の豪小売売上高（10：30）

◇8月の米雇用統計（21：30）

◇4〜6月期のブラジル国内総生産（GDP）

◇インドネシア市場が休場

◇5−7月期決算：伊藤園（2593）

外国人売買動向（外資系9社ベース）

売り　　1140万株

買い　　840万株

（金額ベースも売り越し）

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 （パンローリング）、『儲かる株価チャート集中セミナー』（ナツメ社）。清水洋介の「株式投資の羅針盤」

※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。