田崎真也が語る、コンビニスイーツとお酒の楽しみ方ローソンが秋のスイーツを発売(1/2 ページ)

» 2011年09月16日 19時19分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]

 プレミアムロールケーキなど数々のスイーツをヒットさせてきたローソンが、秋の新作を発表した。スイーツの“お供”といえば「コーヒー」や「紅茶」を挙げる人が多いはず。中にはアルコールと一緒に楽しみたいけど「どんなお酒を用意すればいいのか分からない」という人もいるだろう。そんな悩みに対し、日本を代表するソムリエ・田崎真也さんがスイーツに合うお酒を紹介してくれた。

ソムリエの田崎真也さん

 そもそもお酒とスイーツって、相性はいいのだろうか。「スイーツの甘さを楽しむために、デザートワインがあります。これは甘いワインなので『えっ、甘いモノに甘いワインですか?』とよく聞かれます。日本では甘いモノにはお茶を飲むことが多いですよね。なぜなら口の中の甘い味をお茶でさっぱりさせたいから。しかし欧州では甘いモノを食べるときには、同じくらいの甘さをもったお酒を飲みます。それはケーキを食べ続けるようなもので、決して甘さが倍になることはありません」と田崎さんは答えてくれた。

 スイーツの良さを引き出すためには、甘口のワインがオススメのようだ。ではローソンが発売する新作スイーツには、どのようなお酒がピッタリくるのだろうか。

 ローソンでは第一弾として「オレンジのサヴァラン」(9月27日から10月3日。395円)を発売する。そもそも「サヴァラン」というスイーツを知っている人は少ないかもしれない。これはフランスの伝統的な洋菓子で、ブリオッシュ(フランス菓子パンの一種)にオレンジリキュール「マンダリンナポレオン」をたっぷり使用しているのが特徴。アルコール度数は4%近いので、「オフィスで仕事の息抜きに食べる」という人は注意が必要だ。

 このオレンジのサヴァランには「香りを華やかにするために、ラム酒との相性がいいはず。ラム酒をちびちびと合わせ、口の中で香りを楽しみながらオレンジのサヴァランを食べてみては」と田崎さんは提案してくれた。

 次に発売される「ピンクマカロン」(10月4日から10月10日。395円)は純生クリームとチーズクリーム、イチゴをトッピングしているのが特徴。またブラジル原産のアサイーというラズベリーのジュレを入れているので、甘さと酸味を楽しめるスイーツだ。「赤い果実の香りを生かすために、スパークリングワインは相性がいいですよね。中でもラズベリーの香りがする、ロゼのピンク色のスパークリングワインがオススメ。口の中でラズベリーのジュレが広がったところで、スパークリングワインを飲めばカクテルの味が広がるような感じになりますよ」

秋コレクション

商品名 期間 価格
オレンジのサヴァラン 9月27日〜10月3日 395円
ピンクマカロンのスイーツ 10月4日〜10月10日 395円
ザッハトルテ 10月11日〜10月17日 350円
6種のナッツのパリブレスト 10月18日〜10月24日 350円
いちごのミルフィユ 10月25日〜10月31日 395円
トマトとチーズのケークサレ 11月1日〜11月7日 295円
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