欧州金融不安も薄らいで底堅い堅調な展開：清水洋介の「日々是相場」朝刊（2/2 ページ）

[清水洋介，Business Media 誠]

テクニカルポイント

　8600円台後半から8700円台前半が節目となり、この水準が中心となりそうです。8700円台前半の水準を抜けても8700円台後半では上値を押さえられ、8600円台後半を割り込んでも8600円台前半では下げ止まるというような動きではないかと思います。

本日の注目点

◇9月と11年度上半期の電力需要実績（電事連、11：00）

◇9月の食品スーパー売上高（日本スーパーマーケット協会など、13：00）

◇全国中小企業動向調査（日本公庫、14：00）

◇4−9月期決算：ヤフー、JAFCO

◇1−9月期決算：中外薬

◇ジャスダック上場：日本管理センター

◇10月の独Ifo景況感指数（17：00）

◇9月の香港消費者物価指数（CPI）

◇9月のマレーシアCPI（19日から変更）

◇7−9月期決算：ゼネラル・エレクトリック（GE）、マクドナルド、ベライゾン・コミュニケーションズ

外国人売買動向（外資系9社ベース）

売り　　1760万株

買い　　1240万株

（金額ベースも売り越し）

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 （パンローリング）、『儲かる株価チャート集中セミナー』（ナツメ社）。清水洋介の「株式投資の羅針盤」

※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。