2012年1月に成人式を迎えた新成人は、自分のことをどのように分析しているのだろうか。自分のタイプを聞いたところ「人からペースを崩されたくない」(91.4%)、「人に気を遣うタイプ」(88.0%)が上位にランクインされていることが、オーネットの調査で分かった。
同社が行った調査によると、こうした傾向は過去5年間大きな変化はない。しかし「イジメを経験したことがある」(44.7%)と答えた人は昨年よりも6.6ポイント減少。比例するように「自殺を考えたことがある」(37.8%)も過去最低となった。
「自分は人前に出るとあがりやすい」(76.4%、昨年より1.2ポイント減)、「不安な気持ちになりやすい」(70.8%、同2.8ポイント減)、「気持ちが滅入りやすい」(67.5%、同4.6ポイント減)などは改善がうかがえた。その一方で「誰とでも仲良くできる」(42.6%)は昨年より3.6ポイントも増加した。
自分は“植物的”だ、と考えている人はどのくらいいるのだろうか。男性の63.0%、女性の53.8%が「自分は“植物的”だ」と回答。全体の58.4%は自分を植物的だとしながらも、「異性にモテたい」と答えたのは男性が69.8%、女性が54.9%。6割以上の男性が「自分は植物的」としながらも、「モテたい」と願うオトコゴコロがうかがえた。
今、抱えている不安を聞いたところ「今後の進路」(60.0%)を挙げる人がトップ。次いで「自分の今の仕事や勉強」(51.0%)、「自分の生き方」(46.6%)と続いた。2007年以降、同じ項目が並んでいるが、不安は減少傾向に。その一方で「自分の老後」(29.5%)ついては、昨年より4.5ポイントも増加した。
インターネットによる調査で、1991年4月2日から1992年4月1日に生まれた未婚男女800人が回答した。調査期間は2011年11月30日から12月5日まで。
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