スマホを所有する大学生は59.3%――よく利用するSNSに変化

» 2012年01月24日 12時24分 公開
[Business Media 誠]

 大学生でスマートフォンを持っている人はどのくらいいるのだろうか。2013年3月卒業予定の大学生に聞いたところ、スマートフォンを所有しているのは前年比42.9ポイント増の59.3%であることが、マイナビの調査で分かった。地区別でみると、関東・関西・東海・九州で半数を超え、大都市を中心に普及率が高い。

スマートフォンを持っている人(地域別、出典:マイナビ)

 またスマートフォンを持っている学生の9割以上が、「(スマートフォンは)就職活動にも役立つ」(95.3%)と回答。役立つ理由を聞いたところ「企業セミナーの予約、確認」(86.0%)が最も多く、次いで「企業からのメッセージ(メール)の確認」(74.6%)、「地図の閲覧」(69.1%)と続いた。

 一方、スマートフォンを持っていない学生に、今後の購入予定を尋ねると「購入予定あるいは欲しいと思っている」と答えたのは72.3%。「この1年、大手通信各社はスマートフォンを中心に商品展開を行っており、今後さらに所有率は上昇することが予想される」(マイナビ)

よく利用するソーシャルメディア

 よく利用するソーシャルメディア、SNSサービスは何ですか? この質問に対し「mixi」(52.8%)を挙げる人が最も多かったが、前年比で8.7ポイント減少した。一方、前年比で割合を伸ばしたのは「Facebook」と「Twitter」。Facebookは同27.3ポイント増の36.3%、Twitterは同20.8ポイント増の46.6%といずれも20ポイント以上上昇した。

よく利用するソーシャルメディア、SNSサービス(出典:マイナビ)

 またソーシャルメディア、SNSサービスの就活への利用状況を聞いたところ「利用する予定はない(利用したくない)」と答えた人は46.6%。一方「積極的に利用している(したい)」は7.8%と低く、「就活として利用する学生は少なく、主に身近なコミュニティの中で利用する傾向にあるようだ」(マイナビ)

 インターネットによる調査で、2013年3月卒業予定の大学生6123人が回答した。調査期間は2011年12月26日から2012年1月15日まで。

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