電子マネー「Edy」を運営するビットワレットは2月1日、Edyのサービス名称を「楽天Edy」に変更すると発表した。社名も、ビットワレット株式会社から「楽天Edy株式会社」に変更する。サービス名、社名ともに変更は6月1日から。
サービス名称の変更に伴ってロゴも変わるが、しばらくの間ロゴは新旧両方を併用するという。
ビットワレットは2010年1月から楽天グループの子会社となっており(参照記事)、現在は楽天が85%、ドコモが5%、ソニーが5%、ANAが2%の株を保有している。
サービス名称変更後も、ポイント・マイルプログラム、加盟店での利用環境など、現在提供している各種サービスは従来通り利用できる。
楽天では社名変更の狙いを「楽天の冠を付けることで、Edyを知らない層へ向けて認知拡大させるため。また、Edy加盟店にとっては、楽天の会員をリアル店舗に誘導するメリットがある」と説明する。今後は、楽天市場でEdy支払が可能な店舗を増やしたり、楽天市場ユーザー向けにポイントを付与するなど、楽天が提供する各種サービスとの連携を深めていく考えだ。
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