就活または転活で違う、SNSの利用実態

» 2012年02月28日 13時09分 公開
[Business Media 誠]

 転職活動でSNSを利用している人はどのくらいいるのだろうか。25〜39歳のビジネスパーソンに聞いたところ「転職活動の際にSNSを利用している」という人は9.8%であることが、転職サービス「DODA(デューダ)」の調査で分かった。一方、大学生が就職活動の際にSNSを利用している人は47.3%(電通パブリックリレーションズ調べ)。転職活動におけるSNSの利用は、就職活動に比べ積極的でないことが明らかに。

 転職活動の際に利用しているSNSを聞いたところ「mixi」(6.3%)が最も多く、次いで「Facebook」(4.7%)、「Twitter」(4.3%)と続いた。「転職活動を行っていることを周囲に知られたくない人にとっては、実名を出さなくてもよいmixiが利用しやすいと推測される」(DODA)。一方、就職活動では「Twitter」(34.3%)が最も多く、以下「Facebook」(31.7%)、「mixi」(6.3%)という結果に。

転職活動で利用しているSNS(出典:DODA)

 なぜ転職活動でSNSを利用しているのだろうか。この質問に対し、全てのSNSで「人脈を築く」が最も多く、次いで「企業や求人の情報収集」。3番目に多い目的はSNSによって異なり、mixiは「転職ノウハウを知る」、Twitter、LinkedInは「他の転職者の動向を知る」、Facebookは「転職ノウハウを知る」と「他の転職者の動向を知る」が同率だった。

SNSの利用目的(出典:DODA)

 インターネットによる調査で、25〜39歳のビジネスパーソン1000人が回答した。調査期間は2011年10月22日から23日まで。

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