若手社員は自分が成長するために何が必要だと思っているのだろうか。入社1〜2年目の社会人に聞いたところ「上司・先輩からの刺激・サポート」(62.5%)と答えた人が最も多いことが、レジェンダ・コーポレーションの調査で分かった。
次いで「任される仕事の裁量」(38.9%)、「失敗体験」(35.9%)、「成功体験」(33.3%)、「業務時間外の自己啓発」(22.6%)と続いた。「まだ経験が少ない若手社員にとって、上司・先輩の存在は自身の業務を補ってくれる大切な存在として考えていることが分かった」(レジェンダ・コーポレーション)としている。
また、あなたにとって成長とはどういうことですかという質問には「新しいことができるようになること」(48.4%)がトップ。以下「専門知識や技術が身につくこと」(46.4%)、「自身の目指す姿に近づくこと」(37.5%)、「周囲に評価されるようになること」(27.8%)だった。
昨年1年間で成長したことを聞いたところ、入社1年目の社員は「社会人としてのマナー・立ち振る舞い」「基本的な専門知識」と答えた人が多く、入社2年目は「自身の裁量で仕事を進められるようになった」「関係者との調整・交渉ができるようになってきた」などの声が目立った。
仕事で一人前になるためには、上司または自分、どちらの責任が大きいですか? この質問に対し「自分の責任である」と答えたのは74.8%に対し、「上司の責任である」は25.2%。「上司・先輩の力を必要としながらも、最終的に一人前になるのは自分の責任という若手社員の意欲がうかがえた」(レジェンダ・コーポレーション)
インターネットによる調査で、入社1〜2年目の社員504人が回答した。調査期間は1月10日から20日まで。
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