“プチ贅沢(ぜいたく)”はひとりだけではなく、みんなで――。そんな楽しみ方が、20〜40代の女性の間で広がりつつあるようだ。
普段の生活において、プチ贅沢をすることがある人はどのくらいいるのだろうか? 20〜40代の女性に聞いたところ、81%が「ある」と回答していることが、トレンド総研の調査で明らかに。
どの程度の贅沢を“プチ贅沢”と呼ぶのかを尋ねると、アイスクリームを購入する場合、普段は「100円」(43%)だが、プチ贅沢をしたい時には「250円」(26%)、平日ランチの場合、普段は700円(31%)だが、プチ贅沢をしたい時には「1000円」(20%)。モノによって違いはあるが、普段購入しているモノよりも、プラス数百円の範囲でプチ贅沢を楽しんでいる人が多いようだ。
ひとりだけではなく、家族や友人など複数の人とプチ贅沢を楽しんでいる人はどのくらいいるのだろうか。「複数の人とプチ贅沢を楽しむ」と答えたのは63%。
具体的にどのように楽しんでいるかを聞くと、「友人宅に仲良しグループで集まる時に、高級寿司を手土産にする」「友だちが自宅に来た時、地方限定の果実酒などを取り寄せて、乾杯する」といった答えがあった。「特に親しい仲間と集まる時に、みんなで“プチ贅沢シェアリング”を楽しんでいる女性が多いようだ」(トレンド総研)
自宅で仲間と集まる際に、何らかの手土産や食材を持ち寄る人は86%。また周囲の人とホームパーティーや女子会を楽しむ時には、普段よりも高価なモノ(飲み物・食べ物など)を楽しみたい人は96%。さらに参加者で飲み物・食べ物を持ち寄った時に、自分の用意したモノなどを褒められたいという気持ちがある人は96%。「“プチ贅沢シェアリング”の背景には、こうした『褒められ願望』があるのかもしれない」(トレンド総研)
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