転職サイトなどを運営しているヴォーカーズは5月27日、「ハードワーク公務員ランキング」を発表した。企業リサーチサイト「Vokers」に寄せられたクチコミのうち、官公庁の「社員の士気」「残業時間(月間)」「有休消化率(月間)などのデータを基に、ハードランキングを集計した。公務員といえば「仕事が楽そうだなあ」と思っている人も多いかもしれないが、実際のところどうなのか。
ランキングによると、「財務省」と「経済産業省」(ハードワーク度3.80)がトップ。財務省の残業時間は77.33時間、有休消化率は31.33%。経済産業省の残業時間は96.07時間、有休消化率は30.20%。
口コミをみると、「国を動かすという一点に尽きると思う。国を動かすための仕事であるため、官僚として最高の仕事であると感じている」(財務省、男性)、「自分の携わっている政策が実際に動き出し、マスコミでも大きく取り上げられる瞬間にやりがいを感じる」(財務省、男性)、「政策をつくり課題を解決していくということで世の中の仕組みそのものを変えていく、社会的なインパクトを与えることが一番の醍醐味」(経済産業省、女性)などのコメントがあった。「自らが携わった仕事が『国』という大きな組織を動かし世の中を変えていく、それを目の当たりにできるというところにモチベーションを感じているのでは」(ヴォーカーズ)
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