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エコ企業ランキング、Lenovoが首位でAppleが最下位
Greenpeaceのエレクトロニクス業界の環境対策ランキングでは、Lenovoが大きく躍進し、Nokiaを追い抜いた。
環境保護団体Greenpeaceは4月3日、エレクトロニクス企業の環境対策を評価したGreen Electronics Guideランキングを発表した。
今回のランキングでは、中国のPCメーカーが首位に躍り出た。これまで首位だったNokiaは2位に転落。一方ワースト1位は引き続きAppleだった。
このランキングは、各社の化学物質に関する方針や、製品の廃棄・リサイクルに関する方針・慣行に対する評価を基にしている。
順位 | 社名 | スコア | 前回(2006年12月)順位 |
---|---|---|---|
1 | Lenovo | 8 | 8 |
2 | Nokia | 7.3 | 1 |
3 | Sony Ericsson | 7.0 | 5 |
4 | Dell | 7 | 2 |
5 | Samsung | 6.3 | 12 |
5 | Motorola | 6.3 | 4 |
7 | Fujitsu-Siemens | 6 | 3 |
8 | Hewlett-Packard(HP) | 5.6 | 6 |
9 | Acer | 5.3 | 7 |
10 | 東芝 | 4.3 | 13 |
11 | ソニー | 4.0 | 9 |
12 | LG Electronics | 3.6 | 11 |
13 | Panasonic | 3.6 | 10 |
14 | Apple | 2.7 | 14 |
1位のLenovoは前回(2006年12月)は8位、前々回(同年8月)は最下位の14位だった。製品を販売しているすべての国で回収・リサイクルを行っている点が評価された。
「中国での電子廃棄物が増えていることを考えると、中国の企業が首位を獲得したことに励まされる」とGreenpeaceのイザ・クルツゥースカ氏は述べている。
ソニーとLG Electronicsは、電子廃棄物の回収ポリシーが米国内外で異なる点が低く評価された。両社は米国外では個別製造者責任の原則を支持しているが、米国では製造者責任法に反対し、消費者のリサイクル費用負担を求めているという。
Greenpeaceは最下位のAppleについて、Green Electronics Guideランキングを立ち上げた昨年8月からまったく進歩がなく、ほかの企業に大きく後れていると厳しい評価を下している。
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