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2006年度のTOEIC受験者は150万人突破――「団体受験」が増加
2006年度にTOEICを受験した人の数は約152万6000人と、150万人を突破した。TOEICを実施する国際ビジネスコミュニケーション協会は、昇進・昇格要件のTOEICスコア引き上げなどを背景に、企業や学校単位での受験が増加したためとみている。
日本でTOEICテストの実施を行う国際ビジネスコミュニケーション協会は、2006年度に行ったTOEICテストの受験者数が前年度から2万7000人増の約152万6000人と150万人を突破したことを4月17日に発表した。
1979年の開始以来、TOEICの受験者数は年々増加している。国際ビジネスコミュニケーション協会によると、2006年度は企業や大学などが団体で実施する「団体特別受験制度」での受験者数の伸びが大きく、前年度よりも5万5000人増の86万人に達した。受験者数増加の背景には、大学・学部単位での導入のほか「大手企業における昇進・昇格要件となっているTOEICスコアが引き上げられたことなど社内制度の強化」があるという。
団体受験が増えた一方で、個人向けの公開受験の件数は微減だった。2006年5月にTOEICがリニューアルしたのに伴い、「テストが難しくなったと思い様子見している人もいるのではないかと見ている。実際にはテストの難易度は変わっていない」と協会は理由を挙げる。
公開テスト自体は学生の受験数が増加。また企業での団体受験数も伸びていることから、同協会では、2007年の受験者として、さらに2万4000人増の155万人を見込んでいる。
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