調査リポート
解約したケータイ、捨てずに持っている人が7割超──マイボイスコム調べ
マイボイスコムが、携帯電話やPHSのリサイクルに関する調査結果を発表した。解約した携帯を処分せずに持っている人は7割を超える。
マイボイスコムは5月31日、携帯電話やPHSのリサイクルに関する調査結果を発表した。調査は5月1日から同5日まで、インターネットコミュニティ「MyVoice」の登録メンバーを対象に実施したもので、有効回答数は1万5165名。
同調査によれば、過去に携帯電話やPHSの解約もしくは買い替えをしたことがある人は、全体の88%。解約した機種の処分方法は、「処分せずに持っている」が74%で最多となり、「ショップでのリサイクルに出した」が34%で第2位となった。
解約後、「処分せずに持っている」理由は、「コレクション、思い出として」が34%でトップ。以下、「個人情報が漏れるのが心配」が30%、「写真、アルバムとして」「子供の遊び道具として」が、ともに25%と続いた。
取扱説明書の処分方法は、「可燃ごみとして廃棄」が38%と最も多く、28%で2位となった「古紙として回収」を上回った。第3位は「処分せずに保管している」で23%。
また、どうしても欲しかったのに販売終了してしまった機種が、中古商品として許容範囲内の金額で販売された場合、11%の人が「買う」と回答。これに対し、「買わない」は67%、「わからない」は21%。「買わない」理由としては、「すぐに故障したら困る」や「古い機種を購入するようなこだわりがない」という声が多かった。
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