調査会社の米comScoreは7月30日、米国のオンライン消費額についての統計を発表した。第2四半期(4〜6月期)の消費額は前年同期比19%増の475億ドルで、うち旅行関連が同14%増の203億ドル、旅行関連以外の小売業は272億ドルで、前年同期を23%上回った。
前年同期からの伸び率をカテゴリー別に見ると、最も伸びているのはビデオゲーム関連(ゲーム機・ソフト含む)で159%増。任天堂のWiiなどの好調な売り上げが影響した。続いてスポーツ&フィットネス関連で58%増、家電(PC周辺機器除く)の51%増となっている。
comScoreでは、2007年通期での米国のオンライン消費額は2000億ドルに達し、2006年の1708億ドルを上回るとみている。
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オンラインで買い物をする人が増えている。また宝飾品や家電製品など高額商品を購入するケースが増え、1人当たりの消費額が上昇している。
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