20代ビジネスパーソン、恋人がいない人が半数以上
結婚する相手に求めるものは、女性は「収入」「将来性」「相手の家族との相性」を、男性は「ルックス」「家事能力」「年齢」――アンケートから分かる、イマドキ20代の恋愛観・結婚観とは?
不動産情報ポータルサイト「HOME'S」は、毎日コミュニケーションズと共同で、全国の20代社会人を対象に、恋愛観に関する調査を実施した。調査期間は2007年3月8日から3月16日まで、有効回答数は1164人。
男性の方が恋人との“近さ”を重視する?
同調査によれば、恋人の家と自分の住まいとの「理想の距離」については、男女ともに「30分未満」という回答が最多だった。男女別で見ると、恋人の住まいとの近さを求める傾向は男性の方が強く、同棲を含む「0分」という最も近い距離を希望する割合は、女性の8パーセントに対して男性は16パーセントとなった。また現在異性とつき合っている人に、相手の家への「お泊まり」経験を聞いたところ、「男性が彼女に自分の家に来てもらう」方が多いとした回答者は、48パーセントと全体の約半数を占めた。
また、結婚相手に求める「妥協しない」条件については、「性格」「一緒にいてくつろげるかどうか」「相手が自分を好きなこと」という項目が、男女ともにトップ3を占めている。「自分が相手を好きなこと」という条件は、男性では5位、女性では4位となっており、両性ともに自分の気持ちよりも「相手が自分を好きかどうか」を重視する傾向があるようだ。
男女とも半数以上に恋人がいないが、一度付き合いだすと長い
結婚意識について尋ねた問いでは、「時期の希望はないがいつかは結婚したい」が最も多く42%、「2、3年以内には結婚したい」が35%。全体の約9割に結婚願望があるようだ。
結婚相手に求める条件のランキング上位に男女差はほとんどないが、5位以下には微妙な違いが見られた。男性では、相手に求める妥協できない条件の9位に「ルックス」が入っており、また女性では第8位に「収入」が挙がっている。そのほかにも、男性は相手の「家事能力」や「年齢」を気にするのに対し、女性は相手の「将来性」や「相手の家族との相性」を重視するなど、男女が互いに求めているものの違いをうかがわせる結果となった。
なお回答者に恋人の有無を聞いたところ、女性では52パーセント、男性では62パーセントが「現在付き合っている異性はいない」と回答。また、現在交際中の人に交際期間をたずねると、7割以上の回答者が「現在の相手と1年以上交際している」と答えた。交際期間が3年以上の回答者も全体の4割近くおり、20代社会人の平均交際期間はおよそ2年8カ月となった。
男女とも半数以上の人に恋人がいないが、付き合い始めたら長く付き合う――20代社会人の恋愛事情には、そのような傾向があるといえそうだ。
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