首都圏、JR・私鉄の路線ユーザーから最も評価が高かったのは?
ネクストの調査によると、路線ユーザーの満足度は3位が西武池袋線、2位が京浜東北線・根岸線だった。1位になったのは、これから発展しそうな……。
住宅・不動産情報ポータルサイトを運営するネクストは8月30日、首都圏(城北・城東エリア)を走る各路線のユーザーを対象に、利用路線の満足度などに関するアンケート結果を発表した。調査は東京都や埼玉県、千葉県、神奈川県在住で、通勤や通学などで電車(地下鉄を除く)を利用している18歳から59歳の男女を対象に実施されたもので、回答者数は4402人。調査は2007年6月28日から7月2日まで。
回答者には、自分が利用している路線のアクセスの良さ、運転本数、電車の混み具合、車両の快適さなどの各項目について、満足度を評価してもらった。さらに路線沿線のイメージについても、国際的、ファミリー向け、高級感があるなどについて点数をつけてもらい、その結果、最も満足度が高かった路線はつくばエクスプレスとなった。
つくばエクスプレスの路線イメージは「これから発展していくと思う」
つくばエクスプレスは、「これから発展していくと思う」「先進的」「清潔感」がある」といった声が多く、他の路線の「庶民的」「無難である」とは異なったイメージを抱かれていることが分かった。多くの指標で全体平均を上回る評価を得ており、特に「車両の綺麗さ」の意見が高く、次いで「乗客のマナー」「車両の乗り心地」が多かった。つくばエクスプレスユーザーが利用している駅では、「柏の葉キャンパス」のブランド価値が最も高く評価されており、以下「流山おおたかの森」「八潮」と続いた。
なお、路線ユーザーの満足度ランキングの第2位は、京浜東北線・根岸線(東京駅→大宮駅方向)で、路線イメージは「庶民的」「無難である」「親しみがもてる」が上位3位を占めた。第3位は西武池袋線で、路線イメージは「庶民的」が最も多く、次いで「親しみがもてる」「無難である」だった。
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