KESAKAシステムは9月21日、おサイフケータイを住居のカギとして利用する「kesakaサービス」に、集合住宅の共用施設予約システムを追加し、販売を開始すると発表した。
新サービスは、kesakaサービスと共用施設の予約システムを連携させ、ゲストルームや会議室などの共用施設を各部屋ごとに最小15分単位で予約できるようにするもの。利用停止時間帯や清掃時間帯などの詳細設定にも対応し、利用金額も各部屋ごとに設定できる。共用施設予約システムでは、予約時間が来ると自宅の鍵がそのまま予約した共用施設の鍵になるため、共用鍵の受け渡しや返却の手間が不要になる。
共用施設予約システムは、KESAKAシステム、トッパン・フォームズ、コネクトテクノロジーズの3社協同事業により実現したもので、2007年10月1日に販売を開始。あわせてauのEZ FeliCaに対応したkesakaサービス向け携帯アプリを開発・提供する。
関連記事
- 安くて設備充実のホテル、秘密は“FeliCa+会員制”――福岡「KESAKAイン」
事前にインターネットで手続きをしておけば、携帯に鍵が送られ、手続きなしでチェックインできる“無人ホテル”が登場した。おサイフケータイで泊まれるホテルに、実際に宿泊してみた。 - おサイフケータイでドアが開く〜初導入のマンションが完成
おサイフケータイを鍵に使えるマンションが完成。入居者の関心も高いという。 - もしも、携帯がカギになったら――
FeliCa導入によって、携帯はカギになる。その先にどのような生活が待っているのだろうか。FeliCa連動型のカギアプリ開発を手がける、コネクトテクノロジーズに聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.