米調査会社のNielsenは10月30日、米国でのHDTV(高精細テレビ)普及率についての調査結果を発表した。テレビを所有する家庭のうち、HDTVを所有し、HD放送を受信できる状態にある「HD対応」世帯は13.7%で、実際にHD番組を受信している「HD受信」世帯は11.3%だという。
都市別にみると、「HD対応」率が高いのはロサンゼルスで20.4%。以下、ワシントンD.C.(19.4%)、ニューヨーク(18.1%)と続く。一方、「HD受信」率はニューヨーク(17.5%)が最も高い。
また、スペイン系アメリカ人世帯では「HD対応」率が10.4%、「HD受信」率が8.2%。アフリカ系アメリカ人世帯では、それぞれ8.1%、6.9%となっている。
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