ニュース
ロックフェラーセンターの名物ツリー、LED採用で「エコ」クリスマス
ニューヨークの冬の風物詩、ロックフェラーセンターの有名なクリスマスツリーが、今年初めて省電力のLEDライトで装飾される。
ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ市長と不動産開発業者の米Tishman Speyerは11月20日、ロックフェラーセンターの名物クリスマスツリーを今年は省電力のLEDライトで装飾することを明らかにした。また同センターの屋根に、太陽光発電パネルを取り付けたことも発表した。ここで発電した電力は、ツリーのLEDにも使用される。
Tishman Speyerは、ロックフェラーセンターの屋根に363枚のソーラーパネルを敷設。年間6万7392ポンド(約30568キロ)の二酸化炭素削減につながる計算になるという。
名物ツリーには、長さ5マイル(約8キロメートル)、3万個のLEDが飾られる。従来のライトでは1日3510キロワット時だった消費電力を、1297キロワット時程度に抑えられる見込みだ。これは2000平方フィート(約186平方メートル)の住宅で暮らす1家族の月間消費電力に等しいという。
ツリーの点灯セレモニーは11月28日の7時から。
関連記事
- MySpaceと出版大手HarperCollins、10代向けエコ書籍を共同出版
MySpaceユーザーの意見やコメントが、書籍の内容に反映される。 - 2008年の技術トレンド、1位は「グリーンIT」
調査会社のGartnerが、今後ITやビジネスに重大な影響をもたらす技術やトレンドのランキングを発表した。 - 8割が「気候変動気がかり」――米調査
ガソリン価格、輸入石油への依存も、エネルギーに関連する懸念事項の上位に挙げられている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.