PASMO協議会とパスモは11月29日、サービスを開始したオートチャージサービス機能付きPASMOの発売枚数が、11月26日に50万枚を突破したと発表した。
PASMOオートチャージサービスは、駅の自動改札にPASMOをタッチしたとき、残高が2000円以下だと自動的に3000円チャージされるサービスで、パスモが発行する「Pastownカード」ほか、交通事業者系のクレジットカードのユーザーのみ利用できる。サービスを利用するには、引き落とし先の対応クレジットカード会社が発行するオートチャージ機能付きPASMOが必要で、駅で販売されている一般のPASMOでは利用できない(別記事参照)。
オートチャージ機能付きPASMOは2月3日から受付を開始し、PASMOのサービス開始と同じ、3月18日から利用が可能になったが、4月13日から9月28日まで新規発行の受付を停止していた(別記事参照)。
なおSuicaでも、JR東日本が発行するクレジットカード「VIEWカード」との一体型でのみ、オートチャージ機能を利用することができる。「オートチャージ機能付きSuicaの枚数はとくに発表していないが、2006年12月21日付けで約10万人という数字を発表したのが最後」(JR東日本広報部)
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