調査リポート
オフィスで集中できるのは「3〜5時間」が約半数
約8割のビジネスパーソンは、オフィス環境が仕事の生産性を左右すると回答。不満の高いオフィスほど集中力の低下を招いているようだ。翔栄クリエイト調べ。
オフィス環境が仕事の生産性を左右するビジネスパーソンは8割――。オフィスで集中できる時間は、1日で「3〜4時間」が24.1%、「4〜5時間」が24.0%で、合わせると3〜5時間が約半数を占めた。
翔栄クリエイトは「オフィス環境に関する意識調査」を実施した。インターネットによる調査で、20〜30代の男女ビジネスパーソン1600人が回答。調査期間は3月27日から3月29日まで。
オフィス環境に不満なビジネスパーソンは、オフィスでの集中時間が短い
オフィスの中で仕事に集中できる場所は、やはり「自分の机」が最も多く90.7%、次いで「会議室」が12.3%、「集中できる場所はない(社外の方がはかどる)」が5.1%。
それでは社外であれば、どの場所が1番集中できるのだろうか? 断トツに多かったのが「自宅」で78.3%、「カフェ」25.0%、「公園」4.1%、レストラン」3.0%と続いた。
現在のオフィスに「満足」しているビジネスパーソンは52%で、残りの48%は「不満」と回答。満足しているビジネスパーソンがオフィスで集中できる時間は、「4〜5時間」が25.4%、次いで「3〜4時間」が21.6%だった。一方、満足していないビジネスは「3〜4時間」が26.6%で最も多く、「2〜3時間」が22.5%と続いた。
この結果について同社は「現在勤務しているオフィス環境に不満足な人は集中時間が短く、オフィス環境に満足している人は集中時間が長い」と指摘している。
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