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KDDIとナビタイム、地下街でGPSを利用する実証実験に参加
大阪の阪急三番街では2月1日から14日まで、地下街でGPSを利用した歩行者ナビゲーションを行う実証実験が実施される。KDDIとナビタイムジャパンが「EZナビウォーク」で参加する。
ナビタイムジャパンとKDDIは1月31日、2月1日から2月14日まで大阪の阪急三番街で行われる実証実験「みて! ふれて! つかおう! ユビキタス体験 in 阪急三番街」に参加すると発表した。auの携帯電話によるナビゲーションサービス「EZナビウォーク」を地下街で使う実験となる。
GPSを用いて現在位置を把握するEZナビウォークなどのナビゲーションサービスは、衛星からの電波が届かない地下では利用できない。そのため、実験では屋外に設置したアンテナでGPSからの電波を受信し、地下に再送信する「GPS再放射システム」を使用。これにより、地下でもEZナビウォークによる歩行案内を可能にする。
実験はEZナビウォーク対応携帯を持っていれば一般ユーザーでも参加できる。期間中は地下街で専用メニューから実証実験エリアの店舗が検索できる。
主催は総務省近畿総合通信局と“都市再開発エリアにおけるユビキタスネットワークによる情報提供システムに関する調査研究会”。KDDIとナビタイムジャパンは、実験に参加することで、さまざまな環境における歩行者ナビの課題を洗い出し、サービスの充実を図る。
実証実験はGPSを用いたナビゲーションのほか、交通系のICカードやワンセグを用いた店舗情報の提供も行う。
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