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1月の米Webサイト利用、税金関連と政治関連が人気
納税申告時期を前に、税金関連サイトへの訪問者が増加。政治関連サイトも伸びており、大統領予備選挙の盛り上がりの影響がうかがえる。
調査会社の米comScoreは2月18日、1月の米Webサイト利用動向を発表した。
ユニークビジター数の伸び率(前月比)が最も高かった分野は税金関係で、202%増。納税申告時期が近いとあって、2300万人を超えるビジター数を獲得した。2位は政治関係で65%増。大統領予備選挙の盛り上がりを反映し、政治ニュースや候補者サイトなどに1380万人のビジターを集めた。中でも、民主党のバラク・オバマ氏のサイトが220万人(前月比429%増)、ヒラリー・クリントン氏のサイトが110万人(同202%増)のビジターを集める人気サイトとなっている。また、新年を機に就職活動を始める人が多いためか、職業関連が分野別の3位となっている。
総合の米Webサイト訪問者ランキングでは、Yahoo!、Google、Microsoftが前月同様に1〜3位を維持している。
順位 | サイト(運営主体) | ユニークビジター数(単位:千人) |
---|---|---|
1 | Yahoo! | 138,059 |
2 | 134,886 | |
3 | Microsoft | 119,297 |
4 | AOL | 109,442 |
5 | Fox Interactive Media | 83,752 |
6 | eBay | 78,789 |
7 | Amazon | 59,003 |
8 | Wikipedia | 55,589 |
9 | Time Warner(AOL除く) | 52,645 |
10 | Ask Network | 52,102 |
- | 米インターネットユーザー合計 | 184,239 |
自宅、オフィス、大学での使用(資料: comScore Media Metrix) |
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