ソフトバンクテレコム、パイオニア、インクリメントPの3社は3月5日、ソフトバンクグループの通信インフラとパイオニアのカーナビテクノロジーを融合したテレマティクスサービスのシステム開発を行うことで合意したと発表した。
3社は昨年7月、共同出資による企画会社Qプロを設立し、新規開発の通信型カーナビゲーションを使用したテレマティクスサービスを企画、検討してきたが、今回、同社を増資し、今夏の本格的なサービス開始に向けシステム開発を行う。ソフトバンクグループの通信インフラ、パイオニアの通信型カーナビゲーション、インクリメントPの地図をはじめとするカーナビゲーション向けコンテンツや通信ナビゲーション運用技術など、各社が有する強みを連携させるという。
開発商品と提供サービスの詳細については、後日正式に発表する予定だ。
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