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「ガソリン代のために楽しみを我慢」、自動車通勤者の47%
ガソリン代のために30%以上が外食や娯楽を減らしており、「贈り物をしなければいけないような集まりには行かない」という人も。
ガソリン価格が上昇する中で、車で通勤している米国の労働者の約半数が、ガソリン代のために何かを犠牲にしている――最新の調査で明らかになった。
この調査は8700人の米労働者を対象に、求人情報サイトCareerBuilder.comの委託でHarris Interactiveが実施した。調査対象者のうち89%が自動車通勤をしていた。
自動車通勤者のうち47%が、ガソリン代を出すために娯楽などを減らさなければならなかったと回答。内訳は以下の通り。
対策方法 | (%) |
---|---|
外食を減らした | 35 |
娯楽費を減らした | 31 |
もっと安い日用品を買った | 27 |
衣服を買いに行く回数を減らした | 24 |
バケーションに出掛けなかった | 21 |
CATVや雑誌の購読などをやめた | 11 |
贈り物をしなければいけないような集まりに行かなかった | 9 |
子供の課外活動を減らした | 4 |
また、現在のガソリン価格を前提とした場合、会社が自宅から20マイル(約32キロ)離れていたら車で通勤すると答えた回答者は60%に上った。10マイルでは29%、5マイルでは10%だった。
CareerBuilder.comは、会社から通勤手当が出るか確認すること、相乗り通勤、公共交通機関の利用、在宅勤務、徒歩や自転車などの節約策を提案している。
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